引き継いだ担当が10件ある中で3件は自計化されていました。
今回の事務所報酬改訂のタイミングで記帳代行をしていたお客さんを新たに4件自計化しました。
①A社②B社③C社④D社
記帳代行のままだと報酬の値上がり幅が大きいという点は、自計化にする大きい理由の一つだったと思いますが、
数人で経営している会社がほとんどなので、誰が入力するかという問題がありました。
経理は奥さんがしていることが多いですが、入力は社長にしていただくことになりました。
わからないから会計事務所に頼んでいると考えている社長もいました。
自計化を推進していく中で、
・簿記には触れてこなかったからわからない
・パソコンに入力するやり方が難しそう
・システムだけ導入して放置されないか
等の心配がある印象を受けました。
システムを説明する際はデモデータを持っていき、仕訳のひな型があるので(仕訳辞書)、日付と金額を入力すればほとんどの仕訳が完成します、と説明し苦手意識を持たれないようにしました。
システム導入後、数ヶ月は巡回に伺って隣で入力していただき、お客さん自身だけでも入力できそうだと感じたら入力完了後に伺い監査する、という形をとったり、その際に参考にする簡単な手順書を作成してもっていくようにしたりしました。
他にも、まいサポートやリモートディスプレイサービスを活用して、お客さんのところに伺わなくてもフォローできるような体制があることを説明しました。
自計化して感じたことは、
・入力の際に原価or販管の判断や何の支払なのか等が記帳代行しているとわからないが、本人に入力していただくことで正確に把握できること。
・社長自身で入力していただくので、少し数字に興味を持っていただけるようになった。
・まだ記帳代行した方が処理は早いが、お客さんの入力の精度が上がったら業務も効率良くなりそう。
→そのために訂正するときは、監査した後に自分が訂正するのではなく先方に訂正してもらうようにする。
まだ、4件のうち2件は一緒に入力した後に監査という形で自計化指導の途中ですが、先方入力の精度を高めていくとともにTISCやTDSの導入も検討していきたいと思います。
今日は信用金庫との勉強会に参加させて頂きました。今回の研修では、会計事務所側の視点だけではなく、税務署や金融機関側の視点での決算書の見方等を教えて頂きました。日々の業務では、前年と同じように処理していく事が正しい処理だと捉えてしまう部分がありますが、税務署側の見方を知る事で、私のお客さまでも改善していかなければならない点があると感じました。また金融機関の方とコミュニケーションを取る事が出来、とてもいい機会でした。ありがとうございました。
先生と初めてZoomを使って決算の説明と署名を行いました。決算以外に、書面添付や役員変更に関する保健所書類があり、署名に時間がかかるかと思いましたが、事前に先生の方で署名と押印をして頂いており、押印個所等に間違いがないか、カメラをとして確認することができました。やはり、電話やメールよりもZoomを使用した方が、直接会って話をすると同じように会話ができるのでとてもよかったです。今までは署名だけで1日かかっていましたが、実際1時間半で終わったので、移動の大変さを考えると、とても楽でした。今まで、なかなかお会いできないことが気になっていましたが、これから定期的にZoomを使用することで先生とコミュニケーションをとれる感じがしましたので、少し安心しました。確定申告や巡回監査でも積極的にZoomを使用していきたいと思います。
昨日PX2で給与計算をして今日中に給与データを送信する予定でしたが、今日パソコンの電源が入らずデータが送れないと先方から連絡がありました。パソコンが直るとしても2週間ほどかかるとのことでしたが、別のパソコンがあり、またTISCを利用していたため事務所で復元したデータを届けて給与送信処理をすることができました。約40人の給与データであったためTISCを利用していてよかったとほっとされていました。
新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付事業について静岡県・静岡県国保連合会のホームページにて正式に申請スキームがアップされておりました。医科歯科のほとんどの無償診療所では従業員1人当たり5万円支給されるようなので、内容を確認の上、関与先に情報提供するように致します。
本日は初めて1日在宅での仕事をしました。午前中に○○の帳面をし、午後△△の元帳検討をしました。サブディスプレイが無いのでやりにくいかと思いましたが、自宅のテレビとHDMIケービルでつなげることができたので、一応サブディスプレイの代用ができ、それほどストレスなく仕事が出来ました。事務所にいるとちょっとしたことで時間をとられることが多いのですが、在宅だと皆無ですので自分の仕事に集中でき、自分としては在宅の方が捗る気がします。
在宅勤務に導入に伴ってスキャナーとサブディスプレイを自分で購入しました。在宅勤務時に限らず通常の巡回監査でも持ち歩いていますが、サブディスプレイもスキャナーもなかなか優秀です。サブディスプレイを使って画面を拡張すればアクティブウィンドウの切り替えをする必要が無い分だけ作業効率が上がりますし、画面を複製すれば関与先に数字の説明をする際に一つの画面を私と先生と奥様の3人でのぞき込む必要も無くなり、マウスのカーソルを使って説明に動きを付ける事も出来ます。スキャナーがあれば何か気になる取引の資料をわざわざ先方にコピーして頂く必要もありませんし、必要か不要か判断が微妙な資料も取り敢えず回収する事も出来ます。カバンは1つ増えましたが、出費に見合うだけの効果は期待できそうです。
生涯研修スタートセミナーへ参加させていただきました。
セミナーの中で東北にある植松会計事務所の「わが事務所の経営戦略」のお話がとても印象に残りました。TKCへ加入している会計事務所を樹木に例えると「理念」という「樹木」から十分な栄養分を補い、「自計化による月次巡回監査」という「幹」を成長させることで、「信頼される決算書」「書面添付」、「企業防衛等」の事務所としての成果である「花・果実」を得ることが出来る。巡回監査をきちんと行えば、書面添付、モニタリング、企業防衛は関与先に導入できる、出来ないと決めつけているのは自分、出来るまでやり続けることが大事ということを仰っていました。
自分の仕事に対する向き合い方、自己啓発など、すべてのことに当てはめて考えることができると思います。決めつけはせずにまずはとにかくやってみることが大事なのかもしれないと思いました。
本日は午後のセミナーで貴重な話を聞くことが出来ました。私の中では「『配慮』と『優遇』は違う」という一言が非常に強く印象に残っています。この言葉の肝は「如何に従業員に負荷が掛からない様に『働いてもらうか』」にあると私は思いました。
「配慮」とは、その従業員が抱える何らかの事情を考慮したうえで、その従業員に負担とならない様なバックアップ体制を構築する事で「その従業員に仕事をしてもらう事」であり、「優遇」とは、その従業員が抱える事情を考慮して、他の職員に仕事を振ったり、代わりに他の職員が対応をしたりする事で「その従業員がすべき仕事をさせない事」であると考えます。
仕事の絶対数が決まっている以上、誰かを『優遇』すれば他の誰かに負担が掛かり、その状況が続けば不満が溜まり、果ては退職されてしまいます。多かれ少なかれどの事業所においても、この『優遇』問題はあるのではないでしょうか。従業員一人一人に事情はあれど、大前提として「一人一人がすべきことはする」ことを念頭に置いておかないと「働き方改革」という言葉の意味を履き違えてしまう様な気がします。如何に負担を軽く「働いてもらうか」が重要であり、その体制を事業所全体で構築する事が求められているのだと感じました。
太陽光発電や、不動産賃貸業を行っている事業主の調査に立ち会いました。個人の調査に立ち会うのは初めてでした。青色申告ですが10万円控除であったため、特に元帳もつけておらず確定申告の際に作成したエクセルの資料を参考に確認作業をされました。法人の場合はほとんど元帳を付けていて、パソコンで検索すれば日付や内容、資料の有無もある程度わかりますが、今回の場合は通帳の取引を追いながら袋の中の資料を探すことになり、資料は多くないのに探すのに少し苦労しました。こういった関与先には資料の整理を指導しつつ、自分でも資料を返す際には後で確認することがあってもわかるようにしておくことが必要だと改めて感じました。
本日は午後に署名を頂きに関与先に行き、事務所に戻ってから清書検算を行いました。申告書を15日までに提出する上で自分の処理に時間一杯使ってしまうと、関与先の署名に合わせる為に検算者に無理を強いる展開になってしまう事が起ります。正直なところ、私も最近になって意識し始めた事ですが、「検算」という他の職員の時間を割く過程がある以上、他の職員の都合や負担も考えて仕事をしていかなければなりません。残業時間を減らす事が私にとっては最大の課題ではありますが、自分の残業を減らす為に仕事を早目に切り上げた影響で処理が後手に回り、結果として検算者(他の職員)に残業をさせてしまう事が無い様に気を付けていかなければなりません。今までは目の前の自分の仕事だけを意識して行ってきましたが、今後は少しでも周囲に気を配った仕事をしていかなければならないと感じます。
島田事務所で開催の企業防衛研修会へ参加させていただきました。
今回の研修ではTKC会計事務所の職員さんに日頃どのように企業防衛を推進しているのか貴重なお話を聞くことができました。
お話を聞く中で重要だと感じたことがいくつかありました。まずは関与先に信頼される担当者になること、関与先のためになる保険以外は提案しないこと(不安を煽るような勧誘はしない)ではないかと感じました。若手の場合は社長・先生との信頼関係を築き、コミュニケーションが円滑に取れるようになることが企業防衛の第一歩だと思いました。
本日は自分の巡回監査終了後に後輩のフォローに回りました。他人に教えるという事は、自分で調べて理解する事とは違った意味で自分の力になります。自分なりに理解しているつもりでも、いざ他の人に説明するとなると、知識が浅かったり曖昧だったりする事に気付かされます。「口に出して相手に分かる様に説明する」というアウトプット作業は、これまで行ってきたインプット作業とは全く別物で自分にとって非常に新鮮なものです。これからもインプットとアウトプットを繰り返して知識や経験を自分の中に定着させていきたいと思います。
先日、○○さんに決算の署名をいただきに伺った際、今後の帳面の進め方の相談の中でFintechの設定をしました。
以前から案内をしていましたがインターネットバンキングのIDの取得を依頼してそのままとなってしまっていたため、その場で登録をしていただいたところ、思っていたよりもスムーズに設定までできました。入力の仕方を一通り伝えて、処理をお願いしたところ今月は早めに入力を終えて資料をいただくことができました。後日社長に聞くと、「今は仕訳DBから選択して登録しているので、今までとほとんど変わらないが、今後一定のものが自動で出てくると考えると帳面が楽になりそうな気がする」とのことで仕訳辞書にも積極的に登録をしていただいているようでした。
○○さんは当座の取引数が多く、普通預金の口座も多いため預金の残高が合っているだけでも、私の事務所での確認が早く進みます。
これを機に月次の処理が改善されていけば良いと思います。
TKCの研修でした。入社3年目以下の人たちだけなので、みんな意見も言いやすく場もスムーズに進むなと感じました。ほかの人たちがどんな風に監査しているのか、みんなそれぞれ違う先輩の監査をまねてみたり参考にしたりしているので、今後それを知れるのが楽しみです。
本日は午前中に新人(3年以下の職員)の研修がありました。内容は巡回監査時に関与先に対してどの様な数字の説明をしているかでした。今回は私がデモンストレーションで自分の方法を披露し、今後ローテーションで回していきます。3年以下の職員が対象の研修ですので3年目の私は必然的に勤務年数が長い部類に入ってしまいます。この様な機会を体験するともう上司に甘えていられる年数ではなくなってきているのを改めて実感します。果たして自分に力がついてきているのか甚だ疑問ではありますが、だからこそ日々成長していける様にアンテナを高く張って吸収力を減退させない様にしていきたいです。
島信で開催された女性職員交流会では、島信、保証協会、TKC会計事務所の女性職員のみが集まりそれぞれの役割の紹介やグループワークを行いました。新入社員からベテラン社員まで幅広い年齢の方が参加されており、これから女性が活躍していくために必要なことについて意見交換しました。女性だから…という固定観念があること、家事や育児との両立などの課題があるという意見が多かったです。
また、女性ばかりの会場だからこその発言が飛び交っておりとても楽しく、活力の溢れる研修でした。
本日仕事納めでした。私は確定申告後の3月半ばから野中会計へ中途入社して色々学ばせて頂きました。
会計事務所の仕事は想像以上に大変な仕事ですが、それ以上に自分を成長させることができる仕事だとも感じました。
会計の知識、労務の知識など専門的な知識が必要ですが自己啓発に努め、実務経験を積むことで関与先から信頼してもらえる担当者になれると思います。実際、先輩方は関与先から信頼されており、とても自信にあふれているのが分かります。私も努力を積み重ねて先輩方のように信頼される担当者になれるよう努力していきます。
事務所セミナーを開催しました。中里先生のお話は淡々としていながらもとても聞きやすく、笑いどころもあっておもしろかったです。知恵の輪も、コツを教えていただいてスムーズにとくことができました。懇親会でも同じテーブルだったためたくさんお話をしていただきました。社員の方にはあらかじめ会社のジャンパーを2色配っておき、調子のいい日には青、体調がすぐれない日には黄色を着てきてもらい、黄色いジャンパーを着ている人はその日は決して無理をせずゆっくりしておく、という決まりを作っているよ、というお話が印象的でした。また、10個やりたいことがあっても、その日にやる仕事に優先順位をつけて3つだけ選んでやること、最初から10個やる時間も力もあるわけではないんだから、3つだけに絞ればトントン進んで余分に仕事ができるようになる、というお話もしてくださいました。また第2弾、第3弾の講演会があればぜひ聞いてみたいと思えるお話でした。
今まで数台しか売れていない1台3万円位するハンモックチェアーがふるさと納税に出品したところ一ヶ月で50台以上の注文が来たと社長も驚いていました。以前、社長には他の関与先の例を伝え、出品を進めていましたが、実際にやってみてこんなに反響があるとは私もびっくりしました。自分のお金では買わない少し高価な物がふるさと納税で貰えるため、少し贅沢なハンモックチェアーは消費者のツボにはまったように思いました。お金も掛からないので他の関与先にも勧めてみたいと思います。
医療研修に参加しました。今回は医業収入の分析についてがテーマでした。月次監査の際や決算の時に先生と話をする時に、いつも収入が上がってます、減ってますね、という話をしますが、先生側として見えているのは患者さん、単価の増減で、ただ収入が上がったとか減ったとかはあまり実感の無いものであることだと気付きました。
ただ収入の増減の話をするのではなく、患者さんの数の傾向を聞く、またはマイコモンで入力した数字を見た上で話をすると、原因追究にもなるので、他の数字も判断基準として、先生と対話をしていきたいと思いました。